業務で必要な備品や物資を発注するのにAmazonをよく利用していました。
経費削減は当たり前なので備品一つにしても最安値、ちょっとした物資は合い見積もり・・予算のない部署は細かい努力を惜しみません!
しかし購入業務をする中で様々な悩ましい場面に遭遇することも。
今回は、そんなオフィスのノドに詰まった骨を解消してくれたAmazonが提供している「Amazon Business」をご紹介したいと思います。
似たような境遇の方の参考になったり共感してもらえたら嬉しいです。
コンビニ払いが地味にキツイ
備品購入にはAmazonの部署アカウント。
もちろん他のオフィスサプライのオンライン注文サービスもいくつか利用していますが、価格面や利便性からAmazonでの利用が多かったのです。
部署アカウントと言っても個人アカウントなのでお支払い方法は
●登録しているクレジットカード払い
●Amazonポイント・ギフト券・その他商品券
●代引き、コンビニ払い
●その他(Paidy翌月払い、携帯決済)
から選ぶことになります。

部署でクレジットカードを持てないことと代引き手数料がもったいないことから必然的にコンビニ払いで支払っていました。
これが地味にメンドイ・・
総務で仮払い申請をして近くのコンビニまで支払いに、仮に立て替えたとしても同じく総務に支払い証明手続きをして代金を受け取る。
そんな日々が続いていました。
Amazonさん「請求書払いできるで」←飛びつく
ある日Amazonに登録している業務メールに「Amazon Business」のご紹介メールが届き、そこには垂涎の請求書支払いができるとあるじゃないですか!
早速Amazon Businessを利用することに決めてすぐに登録しましたね。
そこからの発注業務は、これまでの苦労が何だったんだって感じでした。
「Amazon Business」の特徴を簡単にご紹介
〇選べる決済方法
請求書払い(後払い)や法人向けクレジットカードでの支払いにも対応。
もちろんこれまでの決済方法も利用可能です。
〇多数の商品に法人価格が適用される
ビジネス向けの特別価格や数量割引が多数の商品に適用されています。
多くの商品に法人向け価格が設定されかなりお得に購入することができます。
〇さらに便利な「Businessプライム」に加入することが出来る
Amazonプライムとはまた別の「Businessプライム」に加入し利用することが出来ます。
有料コンテンツですがお急ぎ便も日時指定も送料無料など、大変優良サービスです。
〇ビジネス向け商品が何でもすぐ見つかる
一般では購入できないビジネス向け商品が購入できます。
「ビジネス向けセクション」が追加されていてあらゆる業種のニーズに合う商品がすぐ見つかります。
〇複数ユーザーで利用可能
アカウントとは違う「ユーザー」を複数登録して運用することが可能です。
権限設定もできるので部署やチームごとに発注状況を把握したり支払方法をまとめたり、承認ルールを設定して・・決済の仕組みこれでいいやん。
〇購買レポートと分析機能
いつ、誰が、どれくらい購入したか、税金や送料、部門など任意の項目で購買レポートを作成、ダウンロードできます。帳簿作成や経費処理が超簡単に。
Amazon Businessの登録方法
登録方法をご紹介します。
登録までの流れは大きく分けてこんな感じ↓
①Businessアカウントの選択
②法人・事業情報の登録
③登録情報の確認
③はAmazon.co.jp側で行う作業で、3営業日以内に完了するようです。
問題なければ登録したメールアドレスに「Amazonビジネスへようこそ」とメールが届いていよいよ利用開始です。
詳しく見ていきましょう~
①Businessアカウントの選択
Amazon Businessで使用するアカウントを選択します。
Amazonビジネス登録ページへアクセスし「無料登録はこちら」をクリック↓↓

Amazonビジネス登録ページはこちら
ビジネス用アカウントに使用するメールアドレスを入力して「次に進む」↓↓

ビジネス用アカウントにどれを選ぶかで挙動が変わってきます。
※個人とビジネスでアカウントを分ける場合はそれぞれ別のメールアドレスが必要です。
私はもともと法人アカウントとして潜伏していたため今まで使っていたアカウントを引き継ぎになるのでログイン画面が表示されました↓↓

ログインをします。
「個人アカウントをビジネスアカウントに移行する」を選んで「次に進む」↓↓

②法人・事業情報の登録
法人・事業情報を入力フォームに沿って入力します。
・担当者指名
・会社・機関名
・代表電話番号
・住所
・事業形態(個人事業主or法人)
※個人事業主の方は必要書類の提出

③登録情報の確認
登録完了後はAmazon側で登録内容の確認を行いますので少し待ちます

3営業日ほどかかるそうです。
この間に在籍確認の連絡が来たり昼用書類の提出をお願いされたりする場合もあるようですね。
確認作業が無事済むと「Amazonビジネスへようこそ」というメールが届きます。
これでようやくビジネスアカウントを使用することができます。

まとめ
請求書支払いにより翌月末の後払いができるようになり、間違いなく発注業務の手間が大幅に削減されます!
購入の意思決定もこれまでは何枚もの書類を用意して承認を受けていたものが、ブラウザ上で商品の詳細を確認することが出来るのでこちらも格段に精度を上げて効率化が図れました。
購買レポートや分析機能はまだまだ活用しきれていませんが、定期発注の漏れ防止や見直しに活かせる可能性が高く、今後に期待大ですね。
余談ですが、よくある質問に「PTAで利用できるか」というのがありました。
一応できるようなので知り合いにも紹介してみようと思いました。
