離れた場所に設置されているパソコンに接続し画面を共有することが出来るVNCは便利なため様々な場面で活用されています。
今回はVNCでの接続時にたまに発生する、画面真っ暗で操作できない現象に対応したのでその方法を共有したいと思います。
接続しても画面が真っ暗
UltraVNCで接続は問題なくできるのですが、画面が真っ暗になってなにも操作できない現象が発生するときがあります。

ウィンドウの上部を見てみると「application mode」とあります↓↓

VNCには「アプリケーションモード」と「サービスモード」があります。
これをサービスモードにすれば解決できそうです。
サービスモードにすれば解消
「service mode」にすることでVNC接続にて操作が出来るようになりました。

サービスモードへの設定方法
サービスモードへの変更方法をご紹介します。
変更処理は該当端末で実施します。
①右下の隠れているインジケータを表示してVNCアイコンを右クリックします↓↓

②「Install Service」をクリックしてインストール↓↓

以上!!
サービスモードからの解除方法
サービスモードからアプリケーションモードにする場合は逆にアンインストールします。
VNCアイコンを右クリックして「Uninstall Service」をクリック↓↓

まとめ
「アプリケーションモード」はユーザーにログインした後に起動するアプリケーション「UltraVNC Server」により接続します。
そのためユーザーにログインしていないと接続できません。
「サービスモード」はOSの起動と共にVNCが起動するのでログイン前でも接続できるモードになります。
アプリケーションモードで画面が真っ暗になってしまう原因はいまいち分かりませんが、サービスモードで接続すれば解消することが分かったのでとりあえずはこれで運用してみようと思います。
元々アプリケーションモードでスタートアップに「UltraVNC Server」を入れている場合は削除しないとログイン時にエラーになってしまうのでその点は注意ですね!
