【共有フォルダ】パソコン起動時に自動的に接続する

パソコン

ネットワーク上にある共有フォルダに接続する際にパスワードを入力する必要がある場合があります。

セキュリティ上どうしても必要なことですが頻度が高いと面倒くさいですねよ。

パソコンを起動したときに自動的に接続してくれるようになると便利だと思いませんか?

今回はコマンドプロンプトでネットワーク上にある共有フォルダに接続する際の方法をご紹介します。

そのコマンドをバッチファイルにしてスタートアップに入れてしまえば、なんと起動時に自動で接続してくれるのです。

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コマンド「net use」

コマンドは次の通りnet useを使います。

net use /del *
net use ¥¥共有フォルダパス¥ password /user:name

net useはユーザーを指定して接続するためのコマンドです。

例)
・共有フォルダIP:8.8.8.8
・フォルダ   :Share
・パスワード  :Password
・ユーザー名  :hogehoge

例のような環境の場合は実際のコマンドは下記のようになります。

net use ¥¥192.168.1.1¥share¥ Password /user:hogehoge

net use /del *

はセッションを切断するコマンドです。

既に接続されているセッションがある場合上手く接続できないのでとりあえず最初に実行します

ドメインに参加している場合はユーザー情報にドメイン情報を追加する必要があります。

例)ドメイン名:domainの場合、「user:domain\name」

コマンドプロンプトで接続する

コマンドプロンプトで実際にコマンドで接続してみましょう。

1、Windowsキー+Rキーで「ファイル名を指定して実行」を開く

2、「cmd」と入力→「OK」

※コマンドプロンプトが立ち上がる

3、コマンドプロンプトに上のコマンドを入力

 ①「net use /del *」と入力→エンター

 セッションが無ければ「一覧にエントリが存在しません。」と表示されます

 ②「net use ¥¥192.168.1.1¥share¥ Password /user:hogehoge」と入力→エンター
  ※仮の値なので何処にも繋がりません

※パスワードなしの相手へ接続する場合はこちら

バッチファイルとして保存する

接続できることが確認出来たら、コマンドをバッチファイルにしてみましょう。

バッチファイル作成の詳しい方法はこちらを参照してください。

スタートアップに仕込む

共有フォルダに接続するためのバッチファイルが出来上がったら、パソコンの起動時にバッチファイルも一緒に起動するように仕込んでみましょう。

Windowsの機能で、スタートアップフォルダに実行ファイルを配置するとパソコン起動時に同時に起動してくれます。
(正確にはログイン時ですが)

スタートアップへの実行ファイル配置方法はこちらを参考にしてください。

まとめ

お使いの端末や接続先の共有フォルダなど、環境によって入力するコマンドは違ってきます。

今回はネットワーク上に配置されているNASなどの共有フォルダに接続することを想定してみました。

業務でNASや外付けSSDをネットワーク上で使用することも多いので、参考にしてもらえたら幸いです。

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