パソコン起動時にVBSファイルを自動で実行する方法をご紹介します。
内容に特に記述することなく小手先の方法で管理者権限で実行する方法になります。
ログイン時に自動起動方法
パソコンを起動しログインした際にVBSファイルを実行するにはタスクスケジュールでログイン時に起動するように設定します
詳しい方法を見ていきましょう
起動の環境
TEST環境として起動条件を下記に定めます
・起動ファイル:TEST.vbs
・機能 :メモ帳(notepad.exe)を起動する
・配置場所 :C:\TEST\TEST.vbs
タスクスケジュールでログイン時に管理者権限で起動するように設定
タスクスケジュールで起動設定をする方法です
ログイン時に起動することと、実行する権限を指定できます
① Windowsキー+Rキーで「ファイル名を指定して実行」に「taskschd.msc /s」と入力→「OK」
タスクスケジューラが開きます


③「タスクスケジューラ ライブラリ」を右クリック→「タスクの作成」をクリック

④タスクの作成ウィンドウの「全般」タブの「名前」に任意の名称を入力
※例:TEST

⑤全般タブのセキュリティアプションの「最上位の特権で実行する」にチェック

⑥トリガータブの「新規」をクリック

⑦新しいトリガーウィンドウの「タスクの開始」をプルダウンで「ログイン時」に選択→「OK」

⑧操作タブの「新規」をクリック

⑨新しい操作ウィンドウの「プログラム/スクリプト」欄に該当vbsファイルを指定
※例:C:\TEST\TEST.vbs

⑩タスクの作成ウィンドウを「OK」で閉じる

⑪パソコンを再起動してメモ帳が立ち上がるか試してみましょう
VBSのショートカットは管理者権限で実行できない
VBSファイルのショートカットをスタートアップに配置しても起動はしますが、管理者権限での起動ができないので、今回はタスクスケジューラで起動する方法をご紹介しました。
ネットワーク上の共有フォルダにいたずらしたり、他のユーザーと絡んだりするとうまくいかない場面もあるかもしれません。
その場合はvbsを起動するbatを作ってそのショートカットをスタートアップに配置するのがいいかもしれませんね